「ブログ」と「アフィリエイトサイト」の違い

ブログとアフィリエイトサイトの違い(ブロガーとアフィリエイターの違い)は、明確に定義されているわけではありません。

しかし、定義しておいたほうが何かと便利なこともあるため、個人的な見解も含めてその違いを書いておきたいと思います。

ブロガーとアフィリエイターの定義
  • 自分の意見や考え方を伝えたくてブログを始めたなら、ブロガーです。
  • お金を稼ぎたくてブログを始め、収益化のメインがアフィリエイトならアフィリエイターです。

システムによる違い

ブログは Web サイトの一種

Web サイトには様々な形式があり、ブログもその 1 つとなっています。

Webサイトのタイプ

このうち、個人でも作成しやすいのは「ブログ」です。ブログサービスなら、メールアドレスがあればすぐにでも記事を書き始められますからね。

また、ブログシステムの代表格である WordPress が多く使われていることもあって、「WordPress で作成した個人サイト=ブログ」と認識する方も多いと思います。

アフィリエイトサイトはシステムによって分類されるわけではなく、「データベース型のアフィリエイトサイト」もあれば「ブログ型のアフィリエイトサイト」もあります。

一般的なブログの定義

システム面で見ると、ブログには以下のような特徴があります。

  • 記事一覧が日付順(公開日や更新日)で並ぶ
  • 各記事にコメント欄を設置できる
  • 更新情報を RSS で通知できる
  • トラックバック機能がある(WordPress 特有の「ピンバック」もあります)

WordPress は初期状態で上記の機能が有効になっていますから、「特別なカスタマイズをしていない WordPress サイトはブログ」と見てもよいと思います。

ただし WordPress はブログシステムでありながら、カスタマイズすれば上記形式のサイトはすべて作れるのが少しややこしいところ。

たとえば 米国ホワイトハウスのサイト も WordPress ですが、分類上はブログではありません。

運営方針による違い

特別なカスタマイズをしていない WordPress サイトは、運営方針によって「ブログ」か「アフィリエイトサイト」かに分かれます。

ブログアフィリエイトサイト
目的自分の体験や考え方を発信するお金を稼ぐ
運営指標どれだけ読まれるか(PV)どれだけ売れるか(CV)

ブログは自分ベース

ブログは、「自分発信」が主体です。

ブロガー

アフィリエイト案件の有無が記事執筆に影響することはありません(記事ネタとして ASP の案件リストを見ることはあると思います)。

ブログアフィリエイト初心者におすすめの ASP 4 選

そのうえでアフィリエイトによる収益化を考えたとしても、それはあくまで自分を伝えた先の延長線上にあるもの。

結果から見れば、紹介している商品やサービスがたまたまアフィリエイトできるものだった、ということですね。

そうした自分発信に取り組む人を「ブロガー」と呼びます。

アフィリエイトは収益ベース

一方、アフィリエイトは「収益」が主体となります。

アフィリエイター

アフィリエイト提携できる商品がなければ、その記事は書きません(のちのち提携することを目指して、あらかじめ仕込んでおくケースはあります)。

アフィリエイト初心者向けの基礎知識と成功しやすい記事の書き方

サイトのシステムとして WordPress を使うことは多いですが、自分発信がメインではないので「ブログ型のアフィリエイトサイト」という位置づけになります。

稼ぐ目的でブログ型のサイトを運営しているなら「アフィリエイター」です。

Google AdSense による収益をメインにしている場合、「アドセンスブログ(アドセンサー)」と呼ばれることもあります。

ブログとアフィリエイトサイトで大きく違うところ

ブログ(ブロガー)とアフィリエイトサイト(アフィリエイター)は、運営方針を一応の区切りとして定義できます。そこで最も違ってくるのが「取り組み方・心がまえ」です。

趣味かお金か

ブログはいわば趣味ですから、たとえ収益が少なくても楽しみながら続けられます。記事を書く以外に、SNS で仲間と交流したりブログをカスタマイズしたり、いろいろな楽しみ方がありますよね。

10 年以上前は「趣味のブログがいつの間にか仕事になっていた」というケースも多く見られましたが、2024 年現在はレアケースとなってしまいました。

一方のアフィリエイトは事業です。お金を稼ぐのが目的なので、楽しいかどうかはさておき、仕事としてやるべきことをこなしていかなければなりません。収益が下がっても、モチベーションが低下しても、すべて自己責任。

仲間がいないと続けられないとか、だれかに教えてもらうのが当たり前と思っているとか、だれかにすがっている時点で目標を達成するのはかなり困難になるでしょう。

どちらが正解というものではなく、システム面では同じブログでも性質はまるで異なる、ということです。

まとめ

Google のアップデートや法改正などで個人ブログが打撃を受けるたびに、「ブログはオワコン」と言う人が出てきます。

ブログというシステムがなくなることはありませんから、この場合のブログは「ブログ型のアフィリエイトサイト」を指していると解釈してよいでしょう。

15 年前に比べると、収益を目的とした個人サイトはかなり淘汰され、今後も減少していくと思います。数年がんばったとしても、本業をやめてブログ一本で生活していくのはもはや現実的ではありません(はっきり言ってしまうと、無理です)。

それをふまえたうえでブログを継続していくか決めてください。その判断をするのは、あなた自身です。

ブログをやめたいと思ったときの選択肢

ブロガーならやめる必要はまったくないので、楽しみながら続けていきましょう。