2.5 インチ/ 3.5 インチの HDD / SSD や M.2 SSD を保管したい場合、Amazon などで専用ケースを買うのがベストだと思います。
でも、専用だけあって少しお高め(1,000 円~)。そこで、百均の商品で代用できそうなものを見繕ってきましたのでご紹介します。今回はダイソーで一通りそろえました。

それぞれのサイズに最適なケースと、保管時の注意点をあわせてご紹介していきます。
HDD や SSD を保管するときに気をつけること
HDD や SSD の敵となるのは、以下の 5 点。
- ホコリ
- 静電気
- 湿気
- 衝撃
- 磁力(HDD の場合)
このうち、とくに気をつけるべきなのが「静電気」です。筐体に触れたときバチっと音がするレベルなら、おそらくデータが吹っ飛びます(最悪、使用できないレベルで壊れます)。
筐体に触るときは、静電気がおきやすい毛糸のセーターなどは絶対に着ないこと。できれば、直前に壁や床に手を当てて静電気を逃がしてください。
石橋をたたいて渡るタイプなら、ニトリル手袋を用意するのもよいと思います。

ホコリや湿気はデスクの引き出しに入れておけばある程度は防げますし、強い衝撃が加わることもないので、そんなに神経質にならなくてもよいのでは思います。
HDD や SSD は精密機器とはいえ、けっこう頑丈ですからね。実際のところ、筆者は棚や机の上に HDD をむき出しで長期間放置していたことが何度もありますが、データが消えるなどの異常はありませんでした。
それでも、絶対に消してはいけない重要なデータであれば、きちんと保管しておいたほうがよいのは間違いありません。
専用ケースを使うメリット
HDD / SSD の専用ケースは、先ほどの 5 項目をしっかりブロックする造りになっています。
お値段は数百円 ~ 1 万円ほどとピンキリ。
- サイズが完璧に合っていて密閉できる
- 防水・耐熱・静電気防止仕様になっている
- 頑丈な造りで内部はスポンジなどで保護されている
とは言っても値段相応で、高いものはしっかり保護してくれますが、自宅で保管するぶんにはやや過保護な気もします。1 万円もかけるなら、ほかにもっと良い使いみちがあるはず(NAS にしちゃうなど)。
逆に数百円のものだと、専用とうたいながら単なるプラスチックケースだったりします。
そうなると、百均の商品とほぼ変わりません。
百均に「HDD / SSD 専用保管ケース」という名の商品は売っていませんが、サイズ的に代用できるものがいくつかあります。また工夫すれば、湿気や静電気を防ぐのも可能です。
HDD や SSD の保管に使えるダイソー商品
まずは今回購入してきた商品をご紹介します。

| 商品名 | JAN コード |
|---|---|
| はがき整理ケース | 4973430402866 |
| ハガキケース 仕切り付 和泉化成株式会社 | 4906137313708 |
| 小物釣り具ストレージボックス (14cm x 9.5cm x 4cm) | 4550480197869 |
| 並べてカスタム小物収納ケース インナーB サナダ精工株式会社 | 4973430024310 |
このほかに、シリカゲル乾燥剤とクッション材も購入しました。



| 商品名 | JAN コード |
|---|---|
| 食品専用 シリカゲル乾燥剤 | 4550480277165 |
| 丸形 クッションスポンジ | 4550480552866 |
| EVA スポンジシート (50cm x 30cm x 2.5mm) | 4549131311235 |
EVA スポンジシートは 30cm 四方の厚さ 4mm タイプもあるようで、緩衝材としてはそちらのほうがよいかもしれません(近くの店舗にはなかったので別サイズを購入)。
それでは、どのくらいのサイズ感になるか、3.5 インチ / 2.5 インチ / M.2 2280 で見ていきましょう。
3.5 インチ HDD 向け
3.5 インチの HDD は、100 枚収納用のハガキケースがジャストフィットします。

写真右側のダイソーケースにハードディスクを入れてみると、こんな感じ。

専用ケースと言ってもよいほどの収まり具合です。
ここに乾燥剤を入れても、フタがきちんと閉まります。

和泉化成のケースでも同じです。

ほぼピッタリなのであそびはありませんが、衝撃を少しでも和らげたいなら、中にクッションスポンジを貼っておけば OK です。
高さがちょうどいい感じになります。


または、EVA スポンジシートを切って底に敷いておくだけでもよいと思います。
EVA スポンジシートは 5 色展開なので、複数台を保管しておくなら見分けやすくなりますね。

2.5 インチ HDD / SSD 向け
2.5 インチの HDD / SSD は、100 枚収納のハガキケースに横並びで 2 台入ります。
和泉化成のケースは中央に仕切りがあり、こちらも専用に作られたのではと思うほどジャストフィット。高さは余裕があり、積み重ねて計 4 台収納できます。


1 台のみ保管したいなら、「小物釣り具ストレージボックス」のほうが向いています。
ただし、ジャストサイズとはいかず、あそびが大きくなります。

EVA スポンジシートなど緩衝材を入れておけば、それほど気にならないと思います。
もし持ち運ぶなら帯電防止のクッション材も併用するとよいですね(静電気に関しては後述します)。

M.2 SSD(2280)向け
小さな M.2 SSD にジャストフィットするケースは見つけられませんでしたが、「並べてカスタム小物収納ケース」がちょうどいい感じです。

そのまま「セクションケース」に入れれば、サーマルパッドなどの予備品も一緒に保管できます。
セクションケースはネジ類などの小物を入れるのに最適で、サイズがいくつかあります。仕切りを動かせるタイプだと、このように収まります。
※ 横の仕切りは固定で縦の仕切りを移動できます

M.2 SSD は、「2280」という数字がそのままサイズになっています(22mm x 80mm)。
もしかするともっとピッタリなケースがあるかもしれないので、見つけたらぜひ教えてください。
静電気を防止(帯電防止)するには?
自宅で保管するだけなら、ケースの中にスポンジを敷いてそのまま HDD / SSD を入れておくだけでもとくに問題ありません。
ただ、端子がむき出しですし、激しく揺り動かすとスポンジとの摩擦で静電気が生じる可能性はあります。
もし静電気が心配であれば、紙でくるんで保管してください。Amazon などで買い物したときに段ボールに緩衝材として入っている紙の再利用で OK です。

そのままケースに入れれば、緩衝材代わりになりますし、静電気防止にもなります。

アルミホイルで包むという昔ながらの方法もありますが、破れやすいので三重ぐらいにしたほうがよいかもしれません。
3.5 インチ HDD をハガキケースに入れるとそんなに余裕がないため、紙のほうが無難だと思います。
帯電防止袋がおすすめ
確実に静電気をブロックするなら、帯電防止袋がおすすめです。
残念ながら百均では売っていませんでしたが、20 枚入り 500 円前後で購入できるので、それほどコストはかかりません。
こちらは Amazon で購入した HDD / SDD 向けサイズ(15cm x 20cm)。

チャック付きなので、ホコリも防止できます。
もちろんケース収納も大丈夫です。


2.5 インチ SSD を入れると余裕がありますが、そのまま半分ほど折りたためばスッキリします。

マザーボードやグラボも必ずこの帯電防止袋に入っているので、購入しなくても探せばどこかにあるかもしれません。
衝撃もブロックするなら帯電防止エアキャップ(プチプチ)
耐衝撃・帯電防止を考えると、帯電防止エアキャップ(プチプチ)が最適です。
基本的にピンクやブルーの色付きプチプチは帯電防止となっています。
こちらは「サクラパック」という日本製のエアキャップ。30cm x 3m で、1 ロールあれば十分だと思います。

適当なサイズにカットして、そのまま乾燥剤とケースに入れておけば完璧です。
「小物釣り具ストレージボックス」ぐらい余裕があると、エアキャップのぶんでちょうど収まる感じでした。


もしフリマアプリなどで HDD や SSD を送るときは、この帯電防止エアキャップを使ったほうがお互い安心です。
通常の透明なエアキャップでも大丈夫だとは思いますが、安いものではないですからね。
色付きのプチプチで包んで発送すれば、「あ、この人わかってるな」と印象が良くなるかも?
まとめ
HDD / SSD の保管ケースを百均で探しているなら、ダイソーで購入できるハガキケース(仕切り付き)が最もおすすめです。
M.2 SSD は、小物収納ケースやセクションケースを探してみてください。
帯電防止袋・帯電防止エアキャップも購入しても、専用ケースよりは安く済みます。
万全な状態で大切なデータをしっかり保存しておきましょう。
