投稿一覧や投稿編集画面で何も操作していないのに、いきなり記事が消えてしまった(ゴミ箱にもない)、ということはないでしょうか。
原因はいろいろ考えられますが、もしかするとプラグイン「Broken Link Checker」の操作ミスかもしれません。
WordPress の投稿が消えてしまう理由とその防止策、復旧方法を解説していきます。
投稿一覧や投稿編集画面で何も操作していないのに、いきなり記事が消えてしまった(ゴミ箱にもない)、ということはないでしょうか。
原因はいろいろ考えられますが、もしかするとプラグイン「Broken Link Checker」の操作ミスかもしれません。
WordPress の投稿が消えてしまう理由とその防止策、復旧方法を解説していきます。
ハッキングなどで記事が消される・書き換えられる、という可能性は少なからずあります。
しかし、以下の条件を満たすのであれば「Broken Link Checker」の操作ミスが濃厚です。
以下の条件が加わると、知らぬ間に記事が消えてしまう可能性はさらに高くなります。
もう少し詳しく見ていきましょう。
プラグイン「Broken Link Checker」はリンク切れを監視するプラグインです。
リンクエラー通知画面にはいくつかの操作項目が表示されますが、ここで Trash をクリックすると投稿がゴミ箱に移されます。

「Trash = エラー通知を消す」ではなく、「Trash = 該当する投稿の削除」です。
確認画面も表示されないため、十分に気をつけてください。
リンクの操作自体は左側の項目から行います。通知を消したいだけであれば、「無視」をクリックしましょう。

誤って「Trash」をクリックしてしまっても、投稿が消えたことに気づいてすぐゴミ箱から復元させれば大丈夫です。
しかし、ゴミ箱の中身は 30 日後に自動削除されてしまうため、気づかないままでいるとそのまま記事は完全に消えてしまいます。
Trash status « WordPress Codex
Google でインデックス登録されていた記事であれば、Search Console から「送信済み URL でページのインデックス登録の問題が検出されました」というメールが届くこともあります。

自分で削除した覚えのないページが指摘されていたら、すぐ確認しましょう。
Search Console「ページのインデックス登録レポート」への適切な対処方法
ただし、「WP-Optimize」などを導入していて、毎日自動的にゴミ箱の中身を削除するよう設定していたら、翌日には投稿が完全に消えてしまいます。

ゴミ箱から削除されると復旧はかなり難しくなりますので、十分にご注意ください。
「Broken Link Checker」と「WP-Optimize」の両方を使っている場合は、一度設定を確認しておきましょう。
毎日何十記事も投稿していないかぎり、頻繁にデータベースを掃除する必要はありません。
また、以下の点に気をつけておけば大丈夫です。
Broken Link Checker のほかにも、なんらかの条件下で投稿をゴミ箱に移動するプラグインはあると思います。
自動クリーンアップ・メンテナンス系のプラグインを含め、各プラグインの機能はしっかり確認しておきましょう。よくわからないものは使わないほうがよいです。
WordPress の投稿が消えてしまった場合、時間がたてばたつほど復旧は難しくなります。
異常に気づいたらただちに復元作業を行ってください。
まだゴミ箱に投稿が残っている状態なら「復元」をクリックすればすぐ元の状態に戻ります。

「Broken Link Checker」の操作ミスで消したのであれば、復元時に記事内のリンクを修正しておきましょう。
ゴミ箱に投稿が残っていない場合、バックアップファイルがあるか確認してください。
プラグインで自動バックアップしているなら、古いデータから順次削除する設定になっているかもしれません。復旧方法がわからなくても、バックアップデータをすべて別の場所に移動しておくと安心です。
放置しておくと、「記事が消えた状態のデータ」しか残らなくなります。
自分でバックアップしていなくても、レンタルサーバーに自動バックアップ機能がついているかもしれないので、そちらも探してみてください。
データを確保したあとで、復旧方法を調べて実行すれば OK です。方法がわからないときはお気軽にご相談ください。
検索エンジンのキャッシュに残っていなくても、「Internet Archive: Wayback Machine」に過去のデータが残っている可能性があります。

リライト前の古いデータしか残っていないこともありますが、何もないよりはマシなので取り急ぎコピーして再公開しましょう。
望みは薄いですが、「ウェブ魚拓」にデータが保存されているかもしれません。

5ch などの掲示板で取り上げられていたり、SNS でバズった記事であれば保存されている可能性があります。
バックアップファイルもキャッシュデータもなくても、ブラウザのキャッシュに記事が残っているケースがあります。
公開した記事のキャッシュは消えていたとしても、管理者しか見られないプレビュー画面のキャッシュが残っているかもしれません。
Google Chrome のキャッシュデータを取得する方法は、以下のサイトをご覧ください。
Google Chromeのキャッシュから一度見た画像・動画・htmlファイルを取得する
「削除した記憶がないのに WordPress の投稿が消えてしまった」原因は、Broken Link Checker かもしれません。
今まで何件かご相談いただいているので、そんなに低い確率の話ではないと思います。
どのような原因にせよ、復旧はできるだけ素早く行ってくださいね。削除されたことに気づくまでの時間が長いと、それだけ復旧できる可能性も低くなっていきます。